損失の原因。時間軸ごちゃまぜ問題。
この記事は前回の記事の続きっす。 まだご覧になっていない方はそちらからご覧くださいっす。
時間軸ごちゃまぜ問題
去年は、取引がかみ合わず、損失になることが多かったっす。
INしたら逆方向に動き、損切した後に利益の方向に動くような動きが繰り返され、損失が重なったっす。
その原因を考えた結果、前回書いた『時間』というものに考えが至ったっす。
具体的に言うと、取引に使っている時間軸が長短ごちゃごちゃになっているので、取引がかみ合わないという結果になったのではないかと考えたっす。
取引がかみ合わない原因であると考えた「時間軸ごちゃまぜ問題」について今回はまとめていくっす。
時間軸がごちゃまぜとは?
前回書いたように、取引に使う時間軸によって利確ライン、損切ラインの幅が決まってくるっす。
短期であれば、損切幅、利確幅は小さくなるっす。
瞬間的な動きを狙い、短期で細かい利益を抜いていくっす。
長期であれば、損切幅、利確幅は大きくなるっす。
大きく動く値動きを狙い、時間をかけて利益を育てていくっす。
そして、これがごちゃまぜになってしまうと、取引がかみ合わずに損失を増やすことになるっす。
その具体例を出して考えてみるっす。
短期で買ったのに長期で損切
これは、短期の時間軸のつもりで買ったのに、長期の時間軸で損切してしまうという事っす。
長期の時間軸で損切するという事はつまり、大きな損切幅で損切をしてしまうという事っす。
これが「コツコツドカン」の正体っす。
短期の時間軸で取引をしていて、上手くいっていたら細かい利益を積み重ねているっす。
ここで損切幅も小さくできていれば、利益を残せることになり、優位性のある取引になるっす。
しかし、一度大きな損切幅で損切をしてしまうと、今まで貯めた細かい利益が吹き飛んでしまうっす。
これが短期で買ったのに長期で損切してしまうという失敗っす。
短期で買ったのに長期で利確
短期で買ったのに、長期での利確を狙ってしまう事の失敗について書いていくっす。
短期で買うという事は、損切幅と利確幅を小さくしていくという事っす。
しかし、短期のつもりで買ったのに長期で利確をしてしまうという事は、 損切幅を小さく、利確幅を大きくするという事っす。
そうしてしまうと、利確ラインに到達せず、利確をできなくなり、損切ラインに到達して損切が増えることになるっす。
それは、価格が大きな動きをするときは上下動をしながら動いていくため、その最中に短期の損切ラインにかかってしまって損切になるからっす。
その結果、勝率が上がらず、細かな損失が増えていくことになるっす。
長期で買ったのに短期で利確
これは長期の時間軸でINしたのに少しの利益で利確してしまうという事っす。
これは、長期の時間軸で取引しているのに、少しの利益でOUTしてしまって大きな利益を取れないというものっす。
これは、利益になっているので悪くはないとは思うっすけど、狙った利益を取れていないという事で機会損失になっているのではと思うっす。
もし、今までに長期の取引をしていて、損切をしていたのであれば、「損大利小」という結果になってしまうっす。
なので、長期で取引をする時は、出来るだけ利益を育てて「損小利大」を目指す必要があるっす。
長期で買ったのに短期で損切
これは長期で買って短期で損切してしまうという失敗っす。
前回書いたように、価格が動くときは上下動しながら動いていくため、一度利益が乗った後に含み損になってしまうことも十分あり得るっす。
少し含み損になってしまったところですぐに損切をしてしまうと、利益方向に動いたときに保有していないという事になってしまうっす。
そして、チャートを見て取引する場合、だましもあるのですぐに利益が乗らない事もあるっす。
利確ライン、損切ラインを広めにとる事で、利益を時間をかけて育てることになるっす。
短期のラインで損切してしまうと、勝率も下がり、損切が増えていくっす。
なので、利確ラインと損切ラインの設定ができていないと損失が重なっていくことになるっす。
そして、自分の場合は、これが損失の大きな原因になったと思っているっす。
まとめ
今回は、去年の損失の原因と考えた「時間軸ごちゃまぜ問題」について書いたっす。
去年は、自分の手法がまだ確立できておらず、メンタルも整っていない中行った取引で損失を増やしていったっす。
今も手法は厳格に確立はできていないっすけど、去年の手法のどこが悪かったのかについて年末年始で考えたっす。
なので、これからはその原因が合っていたのか、これから使う手法に優位性があるのかどうかの検証をしていくっす。
損失の原因を一つ一つ改善していって、優位性のある手法を確立していくっす。
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